女性・主婦のための【まつやまのオシゴト.com】|働き方改革 あなたはどう働きたい?

働き方改革 あなたはどう働きたい?

多様化する働き方

企業への再就職というスタイル以外にも、働き方にはたくさんのスタイルがありますね。
ここでは、新しい働き方の用語や、仕事にまつわるキーワードについてチェックしましょう。まずは、最近話題の仕事に関する用語解説から。

今どきのワーキングKeyワードをチェック!

時代の流れは早いもの。新しい仕事や働き方が続々登場しています。まずは、ワーキングKeyワードから、今どきの働き方をチェックしてみましょう。

■限定正社員
限定正社員とは、「労働内容」や「労働環境・地域」に限定を設けた正社員のこと。 雇用契約の時点で限定的な部分は決められ、決められたところ以外の勤務地で働くことはなく、決められた業務以外は行わない。転勤や職種の変更なしを条件として、地域の主婦に社員として働いてもらう、などの「限定正社員制度」を採用する企業も出てきている。ただし、これは雇用期間を限定するものではない。

■裁量労働制
あらかじめ雇う側と雇われる側で決めた業務の遂行方法がなされた場合、一定の時間働いたとみなす制度。仕事のやり方は大幅に労働者に委ねられているのが、深夜・休日労働を除いて、残業割増賃金は発生しない。適用業種は、「専門業務型」が研究開発や取材・編集、ソフト開発など19種類の業務、「企画業務型」は事務系の企画・調査などが対象。採用する場合は、労働基準監督署に届け出る必要がある。

■ROWE
Results-Only Work Enviromentの略。成果だけを求める仕事環境のこと。つまり、一定の結果を出せるのであれば、どんな場所で、どんな時間働いてもいいというワークスタイルで、仕事が完全に場所と時間から開放された働き方となる。発祥はアメリカ。日本では根付きにくそうな働き方だが、時間や働き場所に制限が出てきやすい子育て中の女性や、高齢者などの活用に役立つかもしれない。

■ダブルワーカー
二つの企業に勤めて仕事をする人。アルバイトとして、ダブルワーク、トリプルワークという形で従業する人は多かったが、最近では正社員として働く一方でもうひとつの、稼ぎを得、ダブルワークを実践している人もいる。様々な会社に身を置くことで、違った文化を得、双方の仕事にいい影響を与え、自分自身のスキルアップにつながり、気分転換によるストレス解消になるという人も多い。実践するには、双方の企業に了解を得ること、オーバーワークにならないように注意をすることが必要。

■ノマド
遊牧民を意味する英語。固定のオフィスで働くことなく、場所に捉われず、職場を転々する働き方。2010ごろから注目を集め、2011年の震災を機会に、急速に広がった。ノマドが広がった背景には、ノートPCの普及、通信回線の発達により、遠隔作業での業務遂行が可能になったことがある。とはいえ、ノマドワーカーのほとんどはフリーランスだ。特定の企業に所属せず、複数の企業を転々し、自宅やカフェ、コワーキングスペースで作業をこなすことが多い。

■エンプロイアビリティ
エンプロイ(雇用する)とアビリティ(能力)からくる造語。エンプロイアビリティとは一言でいえば“雇われる力”という意味。これまでは、学歴が就職に重要な役割を果たしてきたが、現代社会では、実際に何ができ、どんな対応ができるのかが採用において、重要視されつつある。エンプロイアビリティの高さが、雇われやすさの一つの基準となるわけである。能力のあるものが、個人の力量で企業を選べる時代に突入したともいえる。厚生労働省は、2013年 “エンプロイアビリティの判断基準等に関する調査研究報告書”を発表している。

■テレワーク(Telework)
電話をかける仕事ではありません。例えば、自宅のパソコンから会社のサーバーにアクセスして、オフィスにいるように働く―。そんなパソコンやインターネットなどを活用した、場所や時間にとらわれない働き方のこと。英語の「tele(離れた場所)」と「work(働く)」を合わせた造語。

■主婦インターンシップ
一度仕事を離れた主婦が、人材を求める中小企業の職場で、一定期間、試験的に働きながら、働く勘を取り戻すことができる仕組み。「中小企業新戦力プロジェクト」として、2013年4月から国が実施。カウンセリング・研修なども受けられ、実習時間に応じた支援助成金ももらえます。

■プチ起業
自分の趣味や特技、暮らしの中から生まれたニーズやアイデアなどを仕事にして、個人事業主として働くこと。いわゆるサロネーゼやネットでの手作り品販売などもプチ起業の一つ。インターネットの発達により、カリスマ的な手作り品アーチストも登場。SNSなどを利用して事業を広げているプチ起業家も多い。

■コワーキング(Coworking)
フリーランスや起業家などが、事務所設備や会議スペースなどを共有し、コミュニケーションしながら、それぞれの仕事を行うワークスタイルのこと。「working(仕事をする)」に「共同で」の意味の接頭語「co」を付けた造語。拠点となる“コワーキング・スペース”も増加中。

■ワークシェアリング(Work sharing)
1人当たりの時間を短くすることで、より多くの人で仕事を分け合うこと。少ない日数・時間で働くパートタイム勤務も、ワークシェアリングに当たります。自由度がアップし、家庭や子育てなどとの両立が図りやすい働き方です。

■紹介予定派遣
直接雇用を前提に、まずは一定期間「派遣」として企業で働いた後、企業と本人が合意すれば直接雇用に切り替わるもの。派遣期間中に、適性や仕事内容・働く環境などを確認でき、転職のミスマッチを減らせます。

■メディカル・セクレタリー(医師事務作業補助者)
医師の指示の下、診断書・診療記録・処方せんの代行作成、検査の代行予約などを行い、事務作業をサポートする仕事。2008年の診療報酬改定で「医師事務作業補助体制加算」が新設されたことにより、ニーズが高まっています。関連する資格に「メディカル・セクレタリー認定資格」などがあり、養成講座も人気です。

新しい働き方にも注目! まずは一歩を踏み出して

女性の働き方に詳しい総合人材サービス会社「パソナ」の矢野美紀子さんに聞きました。
企業で働く以外にも、多様な働き方を女性たち自身が作り上げるケースが増えています。特に“プチ起業”の動きは目立ちますね。趣味を仕事にしたり、自宅で保育ママをしたり、パソコンやネットで仕事をしたり。やりたいことを、やりたい時間に形にしていく人が増えています。仲間と子連れで働くスタイルも出てきました」
もちろん、企業で働くケースも。「主婦力を生かせる仕事も多いですよ。今伸びている保育業界でも、子育て経験を生かして異分野から資格取得にチャレンジし、長く活躍している人も多くいます。コールセンターでは人生経験のある主婦が好まれる傾向に。資格の取得も一つの方法。事務経験が生かせ未経験から挑戦できるメディカルセクレタリー、そして証券外務員二種などは今注目の資格です」
再就職に不安を感じる主婦に向けては―。「勤務地や勤務時間の条件を最初から全部必須にせず、優先順位を付けて探すと、仕事の選択肢はグンと広がります。ブランクがある人は、復職セミナーや主婦インターンシップを利用するのもおすすめ。まずは一歩を踏み出す気持ちが大切です」   

「企業に再就職」と「プチ起業/フリーランス」 メリットとデメリットは?

「企業で働く」ということが一般的だった時代から、「プチ起業・フリーランスで働く」という新しいケースも登場しています。そんな多様化した働き方を選択する前に、それぞれどんなメリットやデメリットがあるのか知っておくことも大切です。

企業に就職(パート/派遣/正社員など)

■メリット
・収入が安定している
・仕事とプライベートのメリハリをつけやすい
・社会の動きが分かる
・保険料や税金に関する手続きがいらない(会社がしてくれる)
・福利厚生を享受できる
・教育環境が充実している
・教育環境が充実している

■デメリット
・拘束時間がある
・急な子供の病気などに対し、対応策が必要
・人間関係に煩わされることがある

プチ起業/フリーランス(自分が事業主となる)

■メリット
・子育てと両立しやすい
・自分の好きなことを仕事にできる(仕事が選べる)
・時間に融通がきく、休日の設定が自由
・働いた分だけ収入が増える
・人間関係のストレスが減る

■メデリット
・収入が不安定
・事務処理や営業など、全ての仕事を自分でやらなければならない
・定休日がない
・自己裁量で仕事をしなければならない
・福利厚生がない

⇒35歳以上の女性におすすめの資格とは?
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